Fusion360 ボリュームラティスの機能を使いたかったのでスタートアップ企業向けライセンスの申請⇒2日後には審査合格か
Fusion360のスタートアップ企業向けライセンスを申請した理由
3Dプリンター関連の情報やFusion360関連の情報が欲しくて、それら限定の情報収集用Googleアカウントを作ってYouTubeをみているのだが、自分でもやってみたいを思っていたことがついにYouTubeのおすすめ動画に出てきた。
その動画とは▼こちら▼
ボリュームラティス
やってみたかったこととは、ボリュームラティス:網目状の3次元的な肉抜きとスマホケース作りである。
この動画では、網目状の肉抜きは右上のExtension Manager?のボタンからVolumetric latticeのメニューを追加してコマンドパネルを表示させている。
動画だとこの位置から:6:48~
ただ、私の無償ライセンスのFusion360にはそのメニューが無い。どういうこと?
とにかく謎だったので、”Fusion360 Volumetric lattice”で検索すると日本語の分かり易い動画がでてきた。
このボリュームラティス(Volumetric Lattice)の機能が使えるのは、動画の0:56~
- サブスク(有償契約)
- 学生
- スタートアップ
のライセンス契約しているFusion360だけということで、無償ライセンスでは使えない機能であるということが分かった。
結論、ボリュームラティスを使用するには
- 有償契約であるサブスクライセンスで使用可能
- 学生であれば学生専用ライセンスで使用可能
- スタートアップ企業向けライセンスで使用可能
結局、私の場合は学生ではないので、サブスク契約をするかスタートアップ企業向けライセンスを申請するかになる。ただ、いきなり有償のサブスク契約をするにも気が引けたので、思い切ってスタートアップ企業向けライセンスを申請することにした。
Fusion360 スタートアップ企業向けライセンス申請の方法
スタートアップ企業向けライセンスの申請申し込みは▼こちらから▼。
個人で申請した記入方法
まず、スタートアップ企業向けライセンスを申請するにはいくつかの条件があるようだが、下の赤線で示したところがその具体的な条件のようだ。(以下申請サイトからの引用)
・青い四角で囲ってあるところはFusion360の無償ライセンスで申請したアカウント情報と差異の無いように入力した。
・赤い四角で囲ってあるところは、スタートアップ企業向けライセンスを申請できる対象者の条件に一致するように入力した。私自身現状は会社勤めをしていて、"将来的に副業として収入を得られたらいいな"という段階である。ウソをついているつもりはない。あと、スタートアップ企業を立ち上げた時期であるが、これは選べるリストで一番近かった2020年を選択している。
ちなみに会社名は未定、会社住所は自宅の住所にしておいた。業種はとりあえずサービス業にした。おそらくこの辺は合否判定には関係ないような気がするが、漏れなく記入しなければならない。
ちょっと古いが、過去公式さんの見解があった。
個人事業主か法人であるかは関係ございませんのでご安心ください。売り上げ1000万円以下(本業を含む)、受託ではなく御自身でものを作成販売されているからであれば概ね審査は通ります。パーソナルライセンスでも、モデリングやCAMの機能制限はございません。
— Fusion 360 Japan (@Fusion360Japan) 2019年10月16日
スタートアップでホームページがない場合は趣味の利用と取られることが多いため、スタートアップライセンスの審査に通らないことが多いです。ポイントは今後ビジネス化していく予定があるハードウェアスタートアップであることを示すことなので、作品が参照できるウェブサイトのリンクをご入力ください
— Fusion 360 Japan (@Fusion360Japan) 2019年10月16日
申請申し込み後
▼このような▼メールが届く。
申請が受理されてライセンスが発行されるまでは祈って待つだけである。
申請から2日後、Fusion360を起動すると何かがおかしい…
スタートアップ企業向けライセンスを申請してから2日経った7/25(月)。Fusion360を起動してみると何かがオカシイ。
何かの間違いかもしれないので、メール等の連絡を待ちたいと思う。
結局10営業日経ったけど連絡はない、あっさり合格を確信
スタートアップ企業向けライセンスを申請してから10営業日経ったと思うのだが、AUTODESK社から明確な連絡は無い状態である。まぁOK、認められたということなんだと思う。意外とあっさり審査が通った感じだ。
私の推測になるが、申請フォームの選択項目でどれを選んだかで機械的に判別しているように思う。もしFusion360で有料の機能を使ってみたいという人は、個人でもスタートアップ企業向けライセンスを申請してみるのは十分”あり”だと思う。
申請はここを参照して欲しい。