Ender-3 S1 Pro ヒートベッドを組付けなおした後の、Z軸レベリング調整手順
今回はヒートベッドを外した後、再度組み付けるときの手順
▼ダイヤル組付け前の画像▼
この状態ではもちろん印刷を行うことできない。ベッドが固定されていない状態。
手順1 ダイヤルが回らなくなるまで締め付ける
4か所ともバネが締めあがった状態までダイヤルを回す。理由としては組付けが毎回安定することと、なるべくバネ力が高い状態で使用したいからだ。バネ力が高い方がヒートベッドが安定するはずなので。
もちろんこのときプリンターの電源は落としておく。
手順2 手動でダイヤルを緩めながら高さを調整
電源を切っていれば手動でエクストルーダーのノズルをヒートベッドに近づけたり、ヒートベッドの四隅に持ってくことができるので、補助レベリングの要領で紙を挟みながらダイヤルを緩めてベッドの高さを調整する。これをすることで筐体フレームに対して予めベッドの水平を出しておくことができる。
ダイヤル調整中はZ軸を任意の位置で動かさない。
手順3 自動レベリングを実行
プリンターの電源をいれて自動レベリングを実行する。ベッドの小さなうねりや傾きを3Dプリンターに記憶させる。
手順4 補助レベリングを実行
自動レベリングを実行後Z軸の高さを50μmずつ調整できるが、最初にバネを締め上げているのでバネが緩む方向の高さ上方向に調整する。
この補助レベリングで最終的なZ軸の調整を行う。